吃音を自力で克服する3つのポイント

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(概要:)
吃音を自力で克服することは決して不可能な話ではありません。
結論を先にここで申しますと、吃音を自力で克服するには、


①運動の習慣をつける
②瞑想の習慣をつける
③小食の習慣をつける


 この①②③の3つのポイントを忠実に実行していくと、次第と吃音は影を潜め、最終的には克服できるはずです。運動や瞑想は吃音の克服に欠かせない凝り固まった筋肉を緩め、リラックスさせ、脳科学的には脳内のGABAを増やします。小食もまた同様の効果があります。

以下、詳細を述べていきます。
当記事は、2、3分ですべて読むことが可能です。

吃音を自力で克服するために;

①運動の習慣をつける

 吃音を自力で克服するには、まず、運動の習慣をつけることが重要です。運動の習慣をつけると、吃音の原因物質のひとつであるGABA(γアミノ酪酸)が脳内で増加することがわかっています。

 GABAは主に言語流暢性に関与し、アルコールを飲むと寡黙もしくは吃音を抱えている人が、流暢に多弁にペラペラ喋るようになります。これは、GABAがアルコールの摂取によって増加したためです。GABAは食品に含まれるアミノ酸の一種ですが、生体内、脳内では神経伝達物質として使用されています。主なGABAの作用は、心身のリラックス、言語知性の向上、筋肉の弛緩などが挙げられます。

このGABAは運動の習慣をつけることによって増加することが確認されています。[1]

効果的な運動は、ジョギング、ダッシュ、ヨガ、筋トレなどのエクササイズです。

運動は吃音の人の呼吸パターンを変える

吃音の人の呼吸パターンは、吐く息が弱いうえに短く、吸う息に力が入っています。この呼吸パターンを打破することが吃音の自力での克服の分水嶺になります。

声とはそもそも何か?

 声とは呼吸のことで、大きな声、流暢な発声というものは、息が長く強いということを暗に意味します。運動の習慣をつけると誰しもが、呼吸が強くなりますから(呼吸筋が鍛えられることによる)、こうした習慣をつけることで確実に吃音は改善していくといっていいのです。

ですので、吃音を克服したい人は特に有酸素運動の習慣をつけましょう。

(参考:)
吃音を運動で克服する方法:

②瞑想の習慣をつける

 瞑想を行うとやはり運動と同様にGABAが増加することがわかっています。

瞑想とは、意識的に一つのモノ(対象)に意識を集中させることをいいます。つまり、ざっくり言えば集中力のトレーニングです。一つの対象に長く意識を集中させていると、人は思考、雑念、悩み、妄想が薄れていき、最終的には、無の心境に自然と近づいていきます。

 無の心境とは心に何も浮かばない状態のことです。この心境に到達した時、吃音は既に克服できているはずです。

この状態を瞑想によって作り上げることが可能なのです。

 吃音が生じる心理的原因の一つは性格的にこだわりが強すぎることです。こだわりが強く、潔癖で完全主義な性格の人の場合、「何としてでもうまく喋らなくてはいけない」、「噛んだら恥ずかしい」などという意識が一般の人よりも過剰に強いために、吃音を常に意識してしまっています。

(逆におっとりとしていて勝ち負けにこだわらないような性格の人の場合、うまく喋れなくても、噛んだらいけないというような考え自体がどうでもよく、その旨のこだわりがないので、常にリラックスしていられるのです。したがって、この種の人では、どもることもありません。)

 瞑想の習慣をつけると、完璧主義いわゆる「MUST思考」から離れ、このような夾雑的な想念を自然と手放すことができるようになるのです。

これは、①の運動の習慣をつけることと同様に吃音の克服に効果があります。瞑想の習慣をつけることは、吃音の自力での克服に大いに役に立つことでしょう。

吃音を自力で克服する瞑想のやり方


①どういう座法でも良いので(あぐらも可)、まず背筋を伸ばします。そして、目を半眼にし、1m先に目先を落とします。

②それから、お腹の感覚に意識を集中させ、同時に心の中で音声化した「アー」という音に意識を集中させます。次に「オー」という音に意識を集中させます。それから、「ムー」という音に集中します。「ア→オ→ム→ア→オ→ム→ア→・・・・・・」と自分の意識を順番にこの心の中で醸成し、うまく音声化した音に意識を向けるわけです。

③このプロセスを最低10分~20分毎日実行します。日々の積み重ねで知らないうちに深い瞑想が可能になり、それに伴って、吃音が改善されていくはずです。


詳しい話は私のYouTubeの再生リストを参照ください。
このページ上部のメニュー欄から行けます。

小食の習慣をつける

 人は食べ物から大きな影響を受けますが、小食にするほど、筋肉は緩み、リラックスできるのです。逆に食べ過ぎになるほど筋肉は硬化していきます。

吃音を自力で克服するためには、せいぜい食事は一日多くとも2食までにすることが大切です。間食もしない方がベストです。

こうして食欲求をコントロールする訓練を実行すると、恐れ、不安、恐怖、こだわりという吃音の人が抱きやすい感情を自然と手放すことがより簡単にできるようになっていきます。

 恐れ、不安、恐怖が強いのは、肉食、ジャンクフード過多の大食いの食生活に起因し、植物性食品の摂取を実行するほど逆方向のベクトルの作用があることは、断食経験者はみな知っています。

たとえば、断食中に怒り出したり、恐れまくる人はいないのです。

過去の私の体験談ですが、断食や小食を実行するにつれて、吃音の症状はなくなっていきました。家族や友人から実際に「最近明るくなった、キツイ性格がなくなった」と指摘されたほどでした。
(自分でも、どもりが解消され、流暢に話せるようになったことを実感しました。)

 また、小食にしても同様の効果が見込めます。その理由は、便秘等の排泄不完全が是正され、腸内が空っぽになるからで、腸がより空になれば、それに比例する形で、腹筋に力が入るようになります。また、胃腸が空になるほど、横隔膜の上下運動はスムーズにいくようになるので、呼吸は必然的に深くなるのです。

このように胃腸が空になるほど呼吸に力が入るようになるので、呼吸が深く強く長くなり、それによって、吃音も改善するというメカニズムは上で説明したメカニズムになります。

まとめ~吃音を自力で克服するために~

吃音を自力で克服するためには


①運動の習慣をつける
②瞑想の習慣をつける
③食習慣を変化させる


まずは、この3つのポイントを徹底されてみてください。他にも重要な方法はありますが、誰でも今すぐできるのはこの3つです。

大切なことは継続することなので、気長に実践していくと次第に大きな効果が見込めてきます。また、私のYouTubeに解説動画がありますのでそちらも参照ください。

吃音を自力で克服 (←ホームへ)

(参照文献:)
[1]https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3111147/

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