吃音にインナーチャイルドは関係なし!

(概要:)

吃音の克服にインナーチャイルドが関係しているという話があります。結論を先に言えば、吃音の克服にインナーチャイルドは100%関係ありません。

以下、論理的になぜそうなるのかということについて説明していきます。

インナーチャイルドを癒して吃音は克服できるという嘘:

この手の話は巷のスピリチュアル系のオカルト論法者たちが広めている概念です。

インナーチャイルドに限らず、潜在意識だとか、前世がどうだこうだとか、そういう怪しい精神世界の話を、この手の療法者は無理やり吃音の克服法に関係しているかのように巧妙に結び付けて話しています。

まさか、この手の話に騙されているような人はいないかと思いますが、ネットで検索していたらそういう話を信じ込んでしまっている人も中には存在するようです。

インナーチャイルドには科学的な根拠が全くない

インナーチャイルドの存在には科学的な根拠がまずありません。そもそもインナーチャイルド論は吃音治療においてではなく、アダルトチルドレンの治療において広まった概念でした。

それを昨今、インナーチャイルド論法者は、その裾野を吃音にまで広げ、より効率的に集客しようと試みているのだと思います。

私の顧客のある方は、インナーチャイルドを主張するスピリチュアルカウンセラーに100万円近くぼったくられたそうです。

コラム:アルコールを飲むとインナーチャイルドを癒せるのか?

アルコールを飲むと、吃音の人でもリラックスできるようになるので、どもらずに喋れるようになります。その場合、アルコールを飲むことによってインナーチャイルドが癒されたのでしょうか?

答えは、明白ですね。

単純にアルコールを飲むことで、脳内のGABA(神経伝達物質の一種で発話の流暢性に殊に関わる)が上昇したからです。

インナーチャイルドなどというのは吃音に関係ないわけです。

まとめ

吃音の克服にインナーチャイルドは一切関係ありません。この話は、本当にくだらないので、詳細については私のアダルトチルドレンに関する姉妹サイトにありますのでそちらを参照ください。

当ブログ上部のメニュー欄から行けます。

吃音を自力で克服【最新版】 (←ホームへ戻る)

吃音をヨガで克服する方法【最新版】

(概要:)
吃音の克服にヨガは非常に有効です。ヨガは全身の筋肉を緩め、リラックスさせるからです。吃音の人では筋肉は凝り固まっており、実際、筋肉が呼吸作用を司っているので、常時、浅く弱い呼吸を繰り返しています。
声とはとどのつまり呼吸の強さですので、ヨガの運動を行うことで全身の筋肉(特に呼吸関連筋)を鍛え柔軟にすることで、吃音を克服していくことが可能になります。
 
 

吃音の克服に効果的なヨガのポーズについて:

吃音に効果的なヨガのポーズには、パスチモッタアーサナ、ハラアーサナなどの前屈系のポーズが効きます。
前屈系のヨガの主な心理的効果は以下の通りです。

  • 不安の減弱しリラックスさせる。
  • 呼吸を深く強くするので、精神を安定させ、発声しやすくする。
  • 腹筋を強化するので意志が強くなる。

パスチモッタアーサナのやり方:

①足を揃えて床に座ります。
②その状態で背筋を伸ばしたまま、前屈していくのですが、この時のポイントは背筋を曲げないであくまでも背筋を伸ばしたままの状態で前屈していくことです。
③前屈できるところまで体を倒せたら足先をそらし、足先に指をかけて、その状態を15秒キープします。(このとき、呼吸は止めずに、自然な呼吸を心がけてください。)
④シャバアーサナ(死骸のポーズ)※で数分間何も考えずにリラックスし休みます。

※下で説明します。

効果:

パスチモッタアーサナは不安に素晴らしい効果を発揮するヨガのポーズで、呼吸関連筋を刺激するので、自然と呼吸が深くなるので、発声しやすくなり吃音が改善します。1セットから2セット程度行えると良いです。

ハラアーサナのやり方:

①足を揃えて床に座ります。
②次にその状態から体を後ろに倒していき、背中、後頭部を床につけます。このとき、腕は体の横につけ、手先もピンと伸ばしておきます。
③そして、腰を支点として、足先をゆっくりと上げていき、頭上先の床につけていきます。(徐々に体は柔軟になるので無理はしないでください。)
④足先が床についたら、その状態を15秒キープし、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
⑤シャバアーサナ(死骸のポーズ)で数分間リラックスします。

効果:

ハラアーサナは背骨を柔軟にし、背中の筋肉を伸ばし、腹筋を収縮させるので、心理面では不安を除去するヨガのポーズです。呼吸が深くなるので発声はしやすくなります。1セットから2セット行えると良いです。

 

注意!

前屈系のポーズばかりをやっていると腰痛になりますので以下の後屈のポーズも必ず数セットは行うようにしてください。

ウォールバックベンド

①壁から1mから1・5m離れたところで直立し、体を腰を支点にして後屈させていきます。この時のポイントは、なるべく胸を張ることを意識しながら後屈していくことです。
②壁に手をつけて、徐々に可能な範囲で手の位置を下に下げていきます。
③限界まで達したらその状態を15秒から30秒維持してください。
④ポーズが終わったら、シャバアーサナで休息します。

効果:

主には腰痛の予防ですが、心理的には前屈で鍛えた筋肉の拮抗筋を鍛えるので、前屈のポーズの効果をさらに強化するので、よりそれらのポーズを行うことでリラックスできるようになります。

おすすめのヨガを行う時間帯:

起床直後と就寝前はヨガのゴールデンタイム

起床直後と就寝前がおススメの時間帯です。

①:起床直後は体が誰でも固くなっています。

しかし、体が硬いほど効果を発揮するのがヨガです。だから起床直後で体が硬いときや、体質的に体がもともと柔軟な人よりも、体が硬い人にほど効果を発揮します。(硬い人の方が伸びしろがあります。)

②:就寝前に行うヨガは睡眠の質を高めるのに非常に効果的で、この記事で紹介したヨガを行うと不安が減りリラックスできるので、就寝前も非常におススメの時間帯です。

※シャバアーサナとは?

シャバアーサナは非常に簡単です。床に大の字になって寝転がって休むだけです。体の動きは静止し、ポーズによって生じた快感を存分に味わってください。ヨガの世界ではこのシャバアーサナ中に、事前に行ったヨガのポーズの効果が現れると言われています。

まとめ

吃音にヨガは非常に効果的です。ヨガをすると、GABAという精神を安定させ、筋肉を柔軟にする神経伝達物質の量が増加します。

GABAは発話に特に関わる神経伝達物質で、吃音の人では、このGABAが脳内で欠乏しています。したがって、ヨガを習慣化することで、このGABAを増やしていくと、吃音は間違いなく改善していくのです。

また、ヨガの他にも運動も非常に効果的です。下記の記事を参照ください。
(関連:)
吃音を運動で克服する方法:
吃音を自力で克服する3つのポイント

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(参考文献:)
https://www.amazon.com/Light-Yoga-Bible-Modern/dp/0805210318

(参照画像:)
http://www.dihickman.com/how-to-do-savasana/

吃音を克服した有名人【最新版】

吃音を克服した有名人【最新版】

(この記事の概要:)
吃音を克服した有名人は多いといわれています。昔から器用貧乏という言葉があるように、苦手だからこそ得意になるという事例も少なくありません。つまり、吃音があり、喋るのが苦手だったからこそ、努力して喋るのが得意になるということもありうるのです。
今回は吃音を克服した有名人について紹介していきます。

スキャットマン・ジョン

吃音を克服した有名人として非常に著名であるのがスキャットマン・ジョンです。スキャットマンといえば、この名曲が有名です。

 

スキャットマンがこの曲を作った理由は、吃音者の苦悩を世に知らしめるためであったといわれています。こうした活舌のトレーニングを繰り返していくうちに、あるときインタビューを受けたスキャットマンのあまりの活舌の良さに、インタビュアーが訝しがったほどであったそうです。

こうした極度に難易度の高い活舌訓練を経るうちに吃音は自然と克服できたのでしょう。

スキャットマンの吃音の克服方法:

難易度の高い高度な活舌を要求される曲を歌っているうちにいつのまにか吃音は見られなくなったといいます。[1]

小倉智昭

アナウンサーとして朝の顔として有名な小倉智昭さんは吃音を抱えていたといいます。過去の小倉さんは吃音を抱えていて喋ることに大きなコンプレックスを持っていました。

しかしながら、そのコンプレックスを克服するために、必死に発声練習をしているうちに、しまいにはプロのアナウンサーになってしまいました。

このように喋るのが苦手だったからこそ努力して喋るのが得意になるということもあるのです。[2]

小倉智昭さんの克服方法:

小倉智昭さんの克服方法は絶え間ない日々の発声練習だったといいます。発声練習を繰り返しているうちに吃音はなくなっていっき、どもらずに話せるようになっていったと言います。

田中角栄

元内閣総理大臣で田中真紀子氏の父親である田中角栄氏は幼少期、吃音があり友人からいじめを受けていました。氏が行った克服法は、六法全書を素読するといったものでした。素読とは音読を繰り返し、お経のようにその内容を暗唱する行為を指します。

また、詩吟をやり発声の練習を繰り返したともいわれています。

幼少期の角栄氏は普通にしゃべるとどもってしまったそうですが、六法全書を素読する際はどもらないという事実に気づき、以後、素読の訓練を積んでいき、吃音を克服したそうです。[3]

余談ですが、角栄氏は吃音によって、いじめに会っていたのですが、あるとき、竹槍を構え、いじめっ子に仕返しをしたところ、いじめっ子からのいじめはピタッと止まったと言います。

その後は成り上がりを繰り返し、内閣総理大臣の地位まで上り詰めました。

田中角栄氏の吃音の克服方法:

田中角栄氏の克服方法は、六法全書の素読および詩吟でした。素読や詩吟は声帯をよく使うので、流ちょうに喋るための訓練としてある程度までは有効なのでしょう。

モーム

「人間の絆」「月と6ペンス」などの作品で世界的に有名なイギリス人小説家のモーム(William Somerset Maugham)は吃音を抱えていました。そのためご多分にもれず、吃音によって酷いイジメに会ってきました。[4]

しかしながら、その後、英国対外諜報部(MI6)に入所したことを考えると、吃音を克服したと言わざるを得ません。スパイは社交術がどうしても求められますから、吃音を抱えたままスパイになったのではなく、吃音を克服し、流ちょうな話術を身に着けた結果として、MI6に入所したのだと考えるのが妥当です。

モームの場合、1800年代後半出生ですので、吃音をどのように克服したのかについての詳細は残っていないようですが、経歴的に克服したと考えるのが自然です。

モームの克服方法:

モームの吃音が酷かった時分、彼は肺結核を抱えていました。肺結核が寛解するにつれて呼吸が楽になり、それに伴い吃音も改善されたとも考えられます。

まとめ

このように吃音を克服した有名人は少なくありません。私は有名人ではありませんが、運動の習慣をつけていくうちに吃音がなくなり、講演会の経歴もあります。
(参考:)
私の吃音克服体験談

実際に吃音は克服することが可能だということです。

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(参照文献:)
[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3
[2]http://www.jprime.jp/articles/-/9472

[3]http://deepgoldpigment.myartsonline.com/tkn13.html
[4]https://en.wikipedia.org/wiki/W._Somerset_Maugham

吃音の人が電話を克服する方法

吃音の人が電話を克服する方法

(この記事の概要:)
吃音の人では電話が苦手な場合が多いです。そもそもうまく喋るのが苦手であるのが吃音の方ですので電話も非常に苦手であることが少なくありません。中には電話が怖いと異常ともいえる恐怖心を持っている人も多いです。

今回は吃音の方がどのように電話の機会を克服すればいいかについて書いていきます。

普段から運動の習慣をつける

 吃音の人が電話に限らず、どもる理由のひとつは呼吸が浅く弱いからです。声とは呼吸の強さ長さをそのまま現すものです。物理的に呼吸を強くするには運動の習慣をつけさえすればいいのです。

呼吸が強くなれば、大きな声で、活舌よく話すことができるようになります。

運動の習慣をつけると吃音は改善していくので、電話でもうまく喋れるようになっていくはずです。
詳しい話は下記の記事を参照ください。
(参考:)
吃音を運動で克服する方法
吃音をヨガで克服する方法【最新版】

どもらない言い回しを使用する

人間にはそもそも発声しづらい音というものがあります。日本語の場合ですが、カ行やタ行というものは発生しづらい音になります。一般の人でもカ行やタ行は発声しづらい場合があります。

ですから、カ行やタ行はなるべく避けるといいです。

発声しづらい音というものの存在:

もっとも人によって発声しやすい音は個人差がありますので、自分自身の噛みやすい音を把握されている方は、電話の際、あえてそれを噛みづらい言い回しに変更して話すようにすると良いのです。

電話の機会を物理的に増やして慣れてしまう

電話対応をうまくするには物理的な慣れも大切です。吃音の方でも話す機会を増やすほど、経験が増えるので、流ちょうに話させるようになっていきます。

ただし、無理に増やしすぎると、苦手意識が悪化する場合があるので、無理はしないでください。

しかしながら、一般に慣れというものも克服の過程においてとても重要なものです。

他の人は誰も吃音なんて気にしていないと開き直る

 そもそも、あなたが吃音でどもっていようと電話の相手は心身が正常な人間である限り、ほぼほぼそんなこと気にしていません。私は電話相手がどもっていようと話し下手だろうと全く気になりません。

このように心身が健康な人は、細かいことは気にしません。

したがって、このような事実を頭に入れると吃音の方も気も楽になり、電話の場においても、よりうまく喋れるようになるはずです。

あるいは、逆説志向を取り入れるのも吃音の方が電話でうまく話せるようになるのにも効果的です。逆説志向を取り入れた吃音の克服法とは、たとえば電話の際にあえて「どもってやろう!」と自分に言い聞かせ、酷くどもるようにわざと話すわけです。

そうすると、症状が出ない場合が多くなります。

逆説志向とは?

逆説志向とは、症状をわざと酷く出してやろうと試みることで、こうすることで、吃音に限らず、各種神経症の症状が現れなくなるという方法。宝箱を開けるなといわれると開けたくなるという、人間心理を逆活用したもの。

それでも電話がどうしても怖いのならば:

吃音があり電話がそれでも怖いという人はそもそも電話をする必要のない職業を選べばいいかと思います。この話は電話に限らないかとは思いますが、ほとんど喋らないでできる職業というのはいくらでもあります。

主には作業系の仕事です。

スーパーやデパートの裏方などは他人と必要最低限しかコミュニケーションは取りませんので吃音の人には向いていると思います。

まとめ

電話を吃音の人が克服する場合、以上のような方法が有効です。特に効果的でより本質的な克服方法といえるものは運動の習慣をつけることです。

他の方法は精神論的なもの、補助的なものが多いですので、あくまでもそれらのものは克服のサポートとして、自分に無理にならないように運用していくのが賢明だと言えます。

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吃音を運動で克服する方法:

吃音を運動で克服する方法:

(概要:)
吃音を運動で克服することは可能です。吃音の人では呼吸が非常に浅く、吐く息音を運動に力が入っていません。しかも、吐く息が短いのです。しかしながら、運動の習慣をつけることで、呼吸は深くなり、吐く息に力が入りかつ、吐く息は長くなります。

今回は吃音を運動で克服する方法についてわかりやすく説明します。

吃音には有酸素運動が特に効果的

吃音には運動のうち特に有酸素運動が効果的です。なぜかというと、有酸素運動を行っている間は、深呼吸をしていることになるからです。つまり、有酸素運動中は、呼吸筋を酷使し、誰しも深い呼吸をしているわけです。

そして、筋肉というものは鍛えれば鍛えただけ、使えば使っただけ強靭になります。

有酸素運動を行うことで、呼吸筋が鍛えられるので、呼吸が深くなっていくというわけです。

 

有酸素運動が吃音に効く理由

そして、発声とは呼吸、特に吐く息の現れですから、有酸素運動を行うことで発声も非常にしやすくなります。ペラペラ喋りまくるような人は、呼吸が強く、長いのです。

しかし、運動不足になりますと、呼吸が浅くなるので、そのような人でも悪影響を受けます。

運動をするとGABAが増える

また、脳科学的側面では、運動をするとGABAが増えることもわかっています。GABAは抗不安作用、筋弛緩作用があるので、GABAが増えると筋肉が柔軟になります。

声帯は筋肉です。

声帯も柔軟になるほど発声もしやすくなります。運動には声帯をゆるめ、発声をしやすくするという効果もあるわけです。

まとめ

有酸素運動の習慣をつけることで、呼吸は自動的に深くなります。
そして、発声とは呼吸の強さとイコールですので、呼吸が強くなれば発声も間違いなくしやすくなります。

また、有酸素運動は脳内のGABAを増やしますので、全身の筋肉は緩みリラックスでき、かつ声帯も柔軟になるのでやはり喋りやすくなっていくのです。

吃音を克服するためにぜひ運動を実行してみてください。

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