吃音を持つ子供が吃音を克服するためのポイント

吃音を持つ子供が吃音を克服するためには幾つかのポイントがあります。今回はそのポイントについて、詳しく書かせていただきました。

子供が吃音を克服するポイント:その1

まず、第一番に子供が吃音を持っていて、喋るのに詰まってしまったりすると親御さんは不安になると思います。ここで、子供に流暢に喋らせるような厳しい指導を親が行うことは非常にマイナスです。

たとえば、何度も何度も詰まらずに話せるまで、話すことを無理強いすることです。

吃音を持つ子供の親は完璧主義者が非常に多い

結構、吃音をお持ちの子供の親御さんは完璧主義の人が多いという印象を私の指導経験上、感じています。子供に「うまく話しなさい!」と延々と繰り返すのは、子供に喋ることへの苦手意識を植え付けてしまい、逆効果になります。

そして、その時生じた苦手意識は、その後の人生において中々払しょくできないため、克服するまでに余計な遠回りすることになってしまう可能性もあるのです。

小さい子供の頃に植えつけられた苦手意識ほど深層心理により刻銘に刻まれてしまうからです。

その2

第二番は、吃音を持つ子供は、運動の習慣を十分に持たせると改善します。運動をするとGABA(γアミノ酪酸)という発話の流暢性に関わる神経伝達物質が増加します。吃音の子供だけでなく、大人の吃音の方が強めのお酒を飲むと流暢に詰まらずに喋ることができるというのは、お酒によって脳内のGABAが増えたからです。

運動を行うことによっても同様の作用が期待できます。子供にはよく遊ばせ、よく体を使わせるようにしましょう。

しかしながら、これは親が子供へ強制することではありません。

何が何でも、強制したり無理やりやらせることは止めてください。最近の子供はスマホ依存やゲーム依存に陥っていることがあります。これらのものは吃音を間接的に悪化させます。結果的に、運動不足を誘発するからです。

スマホもゲームも時間をきちんと親が管理して使わせることが非常に大切です。

その3

第三番は、食べる食品を気を付けるということです。なるべくは親御さん自身が野菜を切るところから、自家製の食事を子供に提供することです。コンビニやスーパーの弁当やインスタント式のカット野菜、水煮野菜、加工肉などを利用するモノもいいですが、どうしても化学添加物が怖いのです。

そういうものを小さなお子さんに与えていると、吃音に限らず、脳の機能障害を惹起する可能性は十分にあるのです。このような問題はヨーロッパの方では、裁判沙汰になっている事実です。

日本の親御さんも、メディアを盲信するのではなく、自分で本当の正しい情報を見極めていかないと、今の時代、自分の子供を守ることはできないのです。

子供が吃音を克服するためのその4

第四番は、人によりけりですが、吃音のお子さんの家庭環境は、両親が仲が悪い場合があります。このような家庭内の不和がストレスになり、結果、子供が吃音になっている場合もあります。

子供は正直なので、ストレスの反応が、体に出たり、心に出たりするのです。

社会生活を営んでいく中、家庭内の問題が生じるのはよくあることなのですが、なるべく、客観的にご自身の過程を振り返られてみてください。特に家庭内で問題あり、かつ子供が一人っ子である場合、吃音の問題にせよ、他の心のトラブルにせよ問題はより深刻化しやすいといわれています。

まとめ~子供が吃音を克服するうえで重要なこと~

子供の吃音を克服するうえで大切なことは主にこれら4つです。

①親が吃音の子供にうまく喋るように練習を強要すること。(発声練習も含む)

②子供が運動不足にならないような生活スタイルの見直し

③子供が食べる食品の安全性の再確認

④家庭内の不和の解決

要するに、親は吃音の子には、よく運動をさせ、安全なものを食べさせ、家庭内の問題があるのであれば解決する努力をすること。それから、発声練習だとかそういうものを、無理強いしては決していけないということです。

沖仁宏

吃音の克服(Homeへ)